ばんえい牧場十勝 北海道の東部、帯広市に位置する「ばんえい牧場十勝」。面積は約347,000㎡、東京ドームの2倍の広さを誇る牧場です。 ばんえい牧場十勝では、100頭を超える馬たちを飼育。明治時代から続く帯広の名物「ばんえい競馬」の担い手として活躍する「ばん馬」を間近に見学できる人気の牧場です。立派な競走馬が草原を自由に駆け回る様子や仔馬の可愛らしい姿など、レースとは一味違う馬たちの暮らしが見られます。「ふれあい広場」コーナーではミニブタや仔羊に触れられ、子どもから大人まで楽しめる施設です。 直営のログハウスレストランでは、ばん馬の姿を見ながら食事が可能。十勝産のお肉や野菜を使用した料理を味わえます。
豊北原生花園 北海道の南東部、浦幌町に位置する「豊北原生花園」。十勝川と浦幌十勝川に囲まれた砂丘にあり、高山植物が約300種類咲き誇る花畑です。 海岸沿いにも関わらず、豊富な種類の高山植物が見られる豊北原生花園。一帯に冷たい親潮が流れるため、高山植物が自生するのに適切な環境が整っています。5月までは枯れ野になってしまいますが、6月〜9月にかけてはハマナスやコケモモなどの美しい植物が見頃に。植物だけでなく野鳥も多く集まる、のどかな原生花園です。 豊北原生花園の周辺には、第二次世界大戦が繰り広げられた1940年代に築かれたトーチカが点在します。トーチカとは、鉄筋コンクリートでできた防御陣地のこと。戦時中も使われることはなかったそうですが、北海道の歴史を伝えるものとして現在も残されています。
真鍋庭園 北海道の帯広市に位置する「真鍋庭園」。 およそ82,000㎡以上の敷地を持つ広大な回遊式庭園です。回遊式とは、園内を巡りながら鑑賞を楽しむ形式のこと。日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園など多様なテーマガーデンが展開されており、世界の庭園を散歩するかのような気分が味わえます。園内には数千品種の植物が集められていて、世界中の珍しい植物と出会うことができます。 野鳥やエゾリスが訪れる自然の中にはカフェテラスが設けられ、園内を巡ったあとに一休みするのもオススメ。また、真鍋庭園が取り揃えた珍しい園芸品種を購入できるガーデンセンターも併設されています。ガーデニング好きの方はもちろんのこと、誰もが植物に囲まれて北海道の澄んだ空気を満喫できること間違いなしのスポットです。
日高山脈襟裳国定公園 北海道の中央南部、十勝地区から日高地区に大きくまたがって位置する「日高山脈襟裳国定公園」。「北海道の背骨」とも称される雄大な日高山脈、広尾町から「襟裳岬」にかけて続く海岸線一帯、そして花の名山「アポイ岳」と周辺の3つの地区で構成される自然公園です。 総面積は約1,035㎢を誇り、国定公園としては日本最大の面積を誇ります。公園の目玉とも言える日高山脈は、北海道の中央南部を南北約150kmにわたり、「幌尻岳」を最高峰とした海抜1,500~2,000m級の山々が連なった山脈。氷河の痕跡「カール」、稜線の鋭く切れ込んだ「ナイフリッジ」など、独特の地形が特徴です。 襟裳岬は、岬の先端から1,500mにも及ぶ岩礁が並び、激しい海風が吹くことで有名。岩礁の上にアザラシが寝転ぶ姿が観察できる場所としても知られています。 アポイ岳は、標高わずか810mでありながら、ヒダカソウなどの固有の高山植物が数多く見られるスポット。日高山脈襟裳国定公園の中では唯一、登山道が整っているため登山者に人気です。