- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 吉祥寺・三鷹
三鷹の森ジブリ美術館 東京都三鷹市にある「三鷹の森 ジブリ美術館」。世界中で人気を集めるジブリ映画の世界をそのまま体験できる美術館で、2021年にオープン10周年を迎えました。 「迷子になろうよ、いっしょに。」というキャッチコピーの通り、決められた順路はなく、訪れた人が自由に館内を回れる仕様。館内では、収容人数80人程の小さな映画展示室ではオリジナル短編アニメーションを観られるほか、ジブリ美術館おすすめの絵本・児童書が置かれた図書閲覧室で作品に触れられます。また特筆すべきは、アニメーション映画の作業場を再現した常設展示室。ここでは作品を眺めるだけでなく、映画ができあがるまでの過程を実際に触れて体感できます。普通の美術館とは一味違った工夫に、大人も子ども夢中になれること間違いなし。 ジブリ作品にちなんだスイーツや飲み物が楽しめるカフェや、美術館オリジナルグッズが揃ったショップも館内に設置。美術館を堪能した後もなお、ジブリの世界に浸れます。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/20)
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三鷹天命反転住宅 東京都中部、三鷹市に位置する「三鷹天命反転住宅」。「天命反転」をコンセプトに設計された全9戸の集合住宅です。 天命反転とは、不可能だと思っていたことが可能になる=天から授かった命(天命)を反転させるという意味。芸術家・建築家の荒川修作氏と、その妻であり詩人のマドリン・ギンズ氏による30年来の構想でした。2005年に完成、一部は賃貸住宅であるため立ち入りはできませんが、定期的に開催される内覧会のときにのみ見学ができます。またいくつかの部屋は、事前に申し込むことで宿泊することも可能。 外観・内装ともに一般住宅とは大きくかけはなれたつくり。壁は一見カラフルで奇抜な色合いですが、6色以上の色が視覚に入ると人間の目にはバランスがとれているように見えます。また、でこぼこの床は落ち着かないと思いきや、無意識に踏み心地のよい場所をさがしているのです。 「できない」と思っていたことでも、身体と環境の関係性次第で可能性は無限に広がることを教えてくれる場所。建築を学ぶ学生やアートに造詣が深い人たちで、内覧会は常に盛況です。