龍馬の隠れ部屋 龍馬の隠れ部屋は1867年の「いろは丸事件」の際に鞆港を訪れた坂本龍馬と海援隊士が宿泊したという廻船問屋「桝屋清右衛門宅」の中にある隠し空間。 長年、竜馬が隠れていたという言い伝えが残されていただけでしたが、1989年の調査によって、天井空間に隠れ部屋が発見され、現在では一般公開されています。隠れ部屋を内部まで見学できる他に、竜馬が実際に書いた手紙などの貴重な資料も見ることができます。入口はギャラリーになっており、様々な作品が入れ替わりで展示されています。 また、桝屋清右衛門宅の屋根に注目すると、屋根の前側を伸ばして、正面から見たときに実際よりも建物を大きく見せかけるという19世紀以降に鞆で流行した建築法を見ることができます。 利用時間は金・土・日・月曜・祝日なので訪れる際は注意してください。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/27)
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 福山・尾道
広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム) 福山市の中心部にある「広島県立歴史博物館」では主に瀬戸内海の歴史や文化について展示しています。その中でも鎌倉から室町時代にかけて存在したとされる「草戸千軒町」が紹介されています。この草戸千軒町は昭和に発掘されたばかりで、未だ謎が多く残っている幻の古代都市です。 (投稿日:2018/07/12、最終更新日:2023/12/27)
太田家住宅 1600年代半ば、鞆の浦では酒造業が盛んに行われていました。その中心的存在だったのが、中村吉兵衛。吉兵衛が産み出した「保命酒」という漢方薬酒の生産拠点となっていたのがこの太田家住宅です。 酒造業衰退後、鞆の浦周辺で力を持っていた太田一族によって治められたことからこの名前がつきました。現在も炊事場や酒蔵を見ることができます。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/27)