旧小采家住宅

徳島県三好市に位置する「旧小采家住宅(きゅうこうねけじゅうたく)」。国の重要文化財に指定されている、祖谷(いや)地方の代表的な小規模民家です。 旧小采家住宅は、江戸時代の1830年〜44年ごろに建てられた民家で、祖谷地方の農家の間取りや建築方法の特徴を残した大変貴重な建造物。「ニワ」と「オモテ」から構成された、一間だけのこじんまりとした住宅です。 外壁はヒシャギ竹と呼ばれる割り裂いた竹で覆った造りで、土壁を保護する役割を果たしています。入って左には土間と台所、右には囲炉裏のある板張りの居間が一間だけといういたってシンプルな構造。全て土、竹、木、石といった自然のものでできた住まいです。
基本情報
〒778-0201 徳島県三好市東祖谷菅生28
0883-72-3910(三好市教育委員会文化財課)
無料
アクセス
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From徳島自動車道 井川池田IC
車(約1時間50分)