イダの浜 沖縄県、西表島の西部に位置する「イダの浜」。西表島でも屈指の美しさを誇る秘境のビーチです。 イダの浜は、人の手が一切つけられていない天然ビーチ。海の透明度は、西表島で一番と称されるほどです。遠浅のため、水上からカラフルな魚たちが泳ぐ姿を見ることができ、運が良ければウミガメにも遭遇できるそう。隠れた名所であることから観光客も多すぎず、プライベートビーチ感覚で海を満喫できます。 イダの浜までのアクセスは、西表島の白浜港から出航する定期船での移動が必要です。港にはカフェを併設したお土産処が併設され、南国フルーツを使用したジュースなどが堪能できます。そのほか、荷物預かりやシャワー貸し出しのサービスも行っており、快適に海水浴へ出かけることができます。
コンドイビーチ 沖縄県、竹富島の西部に位置する「コンドイビーチ」。白い砂浜とコバルトブルーが特徴のビーチです。 遠浅で波が穏やかなため、海水浴には絶好のスポットとして人気のコンドイビーチ。普段は沖まで砂地が続くため魚やサンゴは見られませんが、引き潮のタイミングで沖に「幻の浜」と呼ばれる砂の島が出現。さらに潮が大きく引く時間帯は「砂の大陸」と呼ばれる広大な砂浜に変貌します。コンドイビーチは海の色だけではなく、時間帯によって砂浜の大きさや形の変化を楽しめるビーチ。潮が引くと水位が膝下ほどまで下がるため、幻の浜まで歩いて上陸することも可能です。 コンドイビーチの隣には、「カイジ浜」という星の砂が敷かれたビーチがあります。潮の流れが速いため遊泳は禁止ですが、星の砂を探しながら浜辺を散策することができますよ。
ニシ浜ビーチ 沖縄県の八重山諸島、日本最南端の島である波照間島(はてるまじま)に位置する「ニシ浜ビーチ」。「ニシ」は方言で北を表し、その名の通り波照間島の北側にあるビーチです。 西浜ビーチの特徴は、何と言っても澄み渡る海の美しさ。エメラルドグリーンに輝く波がグラデーションとなり、絶景を演出します。多くの人を魅了する西浜ビーチの海は、波照間島の名前を取って「ハテルマブルー」と称されることも。沖縄県でも屈指の美しい海を誇る、人気の観光地です。アクセスには離島間で船の乗り継ぎが必要なのでご注意ください。 最南端の島である波照間島の高那崎には、「日本最南端の碑」があります。碑の置かれる高台は、断崖絶壁に打ちつけるダイナミックな波や先に広がる壮大な海の景色を眺められる絶景スポット。晴れた日の夜は、満天の星空が広がります。
竹富集落 沖縄県の竹富島、八重山郡竹富町にある沖縄県の伝統的な家が並ぶ集落が「竹富集落(たけとみしゅうらく)」。竹富集落は、1987年に国から伝統的建造物群保存地区に指定された貴重な集落です。 いたる場所で咲くハイビスカスにサンゴで作られた石垣、赤瓦が使われた平家、そして白い砂の道が見事に調和し、美しい風景を作り出しています。集落を歩いているだけでも沖縄を感じることができ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。 竹富集落は自分の足で散策することもできますが、水牛車に乗ってガイドしてもらうこともできます。なお、竹富島は石垣島に近い場所にあるため、石垣島から日帰りで訪れる人が多くなっています。石垣島観光とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
マリユドゥの滝 沖縄県、西表島の西部に位置する「マリユドゥの滝」。日本の滝百選に選定されています。 「マリユドゥ」とは、「丸い」を意味する「マリ」と「淀み」を意味する「ユドゥ」が合わさった言葉。滝壺が丸いことから、この名が付けられたとされています。落差20mの滝は2段構造に流れ落ち、水しぶきが雄大な自然美を演出。滝に着くまでの道中には、ジャングル道のトレッキング、展望台からの景色、そして天然記念物の生き物たちとの出会いが待っています。キノウエトカゲや日本最大のオオウナギ、陸生のセマルハコガメなど、たくさんの生き物の生態を観察可能。滝への経路は、遊覧船の上流船着場から徒歩で40分程度かかります。 さらに約15分ほどジャングル道を進むと、「カンビレーの滝」が見えてきます。「神の座」を意味するカンビレーの滝では、轟音を立てながら水が流れ落ちる圧倒的な光景が見られます。