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仁王島 宮城県の沿岸地域中部に位置する「仁王島(におうじま)」。松島湾に浮かぶ小さな島の一つです。 ゴツゴツとした形状が特徴で、神話に登場する「金剛力士(こんごうりきし)」、通称「仁王」の姿に似ていることからこの名前がつけられました。長い歳月をかけて海波の浸蝕によって形成された特異な形状は、まさに自然が生み出した芸術作品。およそ260もの島が存在する松島の中でも、松島を象徴する「看板島」として知られるスポットです。 仁王島が浮かぶ「松島」は、全国から多くの人が足を運ぶ観光名所。日本三景の一つとしても有名です。松島湾を一周したい方にはクルーズがオススメ。松島の周辺を自転車に乗って気軽に散策できるレンタル用サイクルの貸し出しもあります。
普入院観音堂 善入院 宮城県仙台市に位置する「善入院観音堂(ぜんにゅういんかんのんどう)」。「原町の観音様」と親しまれる、千手観音を本尊としたお寺です。 原町商店街を東に進むと、ねずみのイラストが描かれた看板が出迎えてくれます。善入院観音堂は子(ねずみ)年生まれの守り神とされており、お守りもキュートなねずみデザイン。子年には特に多くの参拝客が訪れます。 江戸時代前期に創建された後、明治時代には廃仏毀釈によって廃寺となりましたが、昭和8年に弘前にあった観音堂と合併し現在に至ります。観音堂には本尊の千手観音菩薩と、脇仏として大勢至菩薩、聖観世音菩薩の三尊が安置されており、毎年2月16日の御開帳の日には護摩祈祷会が行われています。境内には樹齢200年の大きな銀杏の木があり、まるで歴史の流れを物語っているかのよう。仙台三十三番札所の第十番札所でもあり、御朱印帳を持って訪れる人も多数います。
新川ほたるの里 宮城県の中央部、仙台市にて毎年7月上旬に開催される「新川(にっかわ)ほたるの里」。豊かな自然とホタルの保護を目的としたイベントです。野生のホタルが生息する珍しい場所、新川の周辺で開催されます。 ホタルの鑑賞期間にあわせて開かれる「宵祭り」では、餅つきや抽選会などの催し物が行われます。屋台の出店もあるので、ほたる鑑賞前の腹ごしらえにぴったり。ホタルの鑑賞ポイントへは、「新川生活センター」前から係員が案内してくれます。暗闇に浮かび上がるほたるの光は幻想的で、忘れられない夏の思い出になること間違いなし。環境保護への意識も高まります。周囲は住宅地なので、車の駐車場所や鑑賞の仕方などルールを守りましょう。 (写真はイメージ)
鷺巣山 文殊堂 宮城県仙台市に位置する「鷺巣山 文殊堂(じゅそうざんもんじゅどう)」。 知恵をつかさどる「文殊菩薩」を本尊とするお堂です。 仙台市内には十二支の守り本尊をまつるお寺が8カ所ありますが、ここ文殊堂は卯(うさぎ)年の守本尊。杉木立に囲まれた108段の石段を登り、三十三観音が並ぶ境内を進むと、山門の前では大きなウサギの張子がお出迎え。 本堂前にはウサギの石像、本堂内にはウサギの絵、本堂の屋根の上には逆立ちをしている「波うさぎ」など、あらゆるところにウサギのモチーフがあります。これは、中国の陰陽五行説に基づき、月と関連の深いウサギを飾ることで火災を封じる願いが込められているからとされています。
定義如来西方寺 宮城県の中央部、仙台市にある「定義如来西方寺(じょうぎにょらいさいほうじ)」。山と川に囲まれた静かな場所にある寺院です。 創立は1706年。壇ノ浦の戦い後、源氏から逃れる平定能(たいらのさだよし)が阿弥陀如来の掛け軸を守るため、この寺院で身を隠したと言い伝えられています。その際に平定能が名前を「定義(さだよし)」と改めたことから、次第に定義如来と呼ばれるように。今も地元の人から「定義山(じょうぎさん)」と呼ばれ、親しまれています。 縁結びの聖地としても名高い西方寺。ほかにも、家内安全、子宝祈願、受験合格など、さまざまなご祈祷を受け付けています。夏にはホタル祭りが催されるなど、季節のイベントもお見逃しなく。 山門の近くにはお店が並びますが、なかでも「三角油揚げ」が有名。厚みがあるサクサクした油揚げに、にんにく七味と醤油をかけていただきます。お店によっては行列ができる日も。お土産も販売しているので、訪れた際には一度ご賞味あれ。
鱒渕川 宮城県の北部、登米市に位置する「鱒渕川(ますぶちがわ)」。岩渕橋から軽米地区のあいだ1.5㎞に渡ってゲンジボタルが生息し、国の天然記念物に指定されています。 登米市は「水の里」と称されるほど水が清らかな場所。恵まれた水資源をもとに農業が発展しました。清流の鱒渕川も、里山の風景と調和する美しい河川のひとつ。東北地方最大の川「北上川」の支流に農薬が流入し、ホタルが消えてしまう時期もありましたが、地域住民の環境保護により多くのホタルが舞い戻り、見頃を迎えると多くのホタルたちが幻想的な光を放ちます。降水量が多いときは流路を作り、洪水で生息地が荒れないように配慮されています。 日中も涼やかな景色が見られる鱒渕川ですが、夜になると見事なゲンジボタルの光が見られます。ホタルの名所として知られ、その光景は「ゲンジボタル合戦」や「蛍の舞」とも例えられるほど。日本の原風景の姿を、昼も夜も楽しませてくれる河川です。
南原ホタルの里(鳴子温泉) 宮城県の東部、大崎市に位置する「南原ホタルの里」。鳴子温泉郷にあるホタルの生息地です。 毎年6月下旬から7月にかけて、田園地帯に生息するホタルを鑑賞できます。なかでも南原堤はゲンジボタルとヘイケボタル、2種類のホタルを同時に見られる全国でも珍しい場所。ゲンジボタルはゆらゆらとした儚い飛び方をし、ヘイケボタルは直線的に飛ぶのが特徴です。2種類のホタルが飛び交う様子は、まるでホタルの舞を見ているかのよう。付近に街灯はなく、漆黒の夜のなかでゆらめくホタルの明かりを楽しめます。 鳴子温泉郷の一角、中山平温泉にある南原ホタルの里。ホタル鑑賞のあとに温泉へ立ち寄れるのも魅力のひとつです。中山平温泉はアルカリ度が高く、「ウナギ湯」と呼ばれるとろみのある湯あたりが特徴。単純泉、重曹泉、芒硝泉、硫黄泉、アルカリ泉と全部で5種類の泉質があり、全国に10ある泉質のうち半分の泉質が楽しめる場所としても人気です。
国分町通り 宮城県の仙台市、国分町にある、全長1.5kmの「国分町通り」。東北地方随一の歓楽街として有名です。 地元では歓楽街を指して「分町(ぶんちょう)」と呼ぶこともあります。炭で野菜や魚介類を調理する日本独特の炉端焼き(ろばたやき)、有名なカクテル レゲエパンチは国分町発祥と言われています。牛タンを始めとする仙台名物を味わえるお店はもちろん、居酒屋やスナック、バーも充実しており、昼夜人が絶えることはありません。
二十三夜堂 宮城県仙台市青葉区に位置する「二十三夜堂(にじゅうさんやどう)」。午(うま)年生れの守り本尊「勢至菩薩(せいしぼさつ)」を祀るお寺です。 「二十三夜堂」という名称は、毎月23日の夜に人々が集まって、勢至菩薩の化身である月が出てくるのを待ちながら勤行をしていたことからつけられました。現在でも毎月23日には縁日として本尊が御開帳され、参拝のお土産に、一粒のもみを蒔けば万倍の米になるという「一粒万倍の金色の米粒」がいただけます。 境内の見どころは、本堂を守る狛犬。二十三夜堂の狛犬はにっこりと微笑んでいるのが特徴です。
仙台駅 宮城県のターミナル駅である仙台駅。仙台城の大広間をイメージした天井で、ぬくもりを感じられる空間になっています。 全3フロアからなり、駅内で宮城を味わうことができます。1Fフロアには、グルメストリート「Dila仙台」。テイクアウト専門のお店など、多彩なお店が勢ぞろいです。2Fフロアに、お土産を扱う店が集まっています。「おみやげ処せんだい」は出発前の土産物の購入にとても便利です。3Fフロアには、カフェやお酒が飲めるお店があり、ゆっくりとした時間を過ごせます。 また、仙台名物牛タンの店などが軒を連ねます。帰りにおみやげを買うだけでなく、仙台駅の散策を少しだけスケジュールに加えてみるのはいかかでしょうか。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 仙台周辺
坪沼八幡神社 宮城県の南部、仙台市に位置する「坪沼八幡神社」。仙台最古の神社です。 1,000年以上も続く由緒ある坪沼八幡神社は、平安時代に源氏が厚く信仰したことから、必勝祈願の地として有名です。主祭神に応神天皇、相殿には父母の神功皇后と武内宿禰を祀っており、安産や家庭円満のご利益も。「トトロ山」と呼ばれる山間部にひっそり隠れた社殿が、ご鎮守として坪沼地域を見守っています。 周辺にホタルが生息することでも知られる坪沼八幡神社。丹念に手入れされた田んぼは地元有志の人たちが蛍の生息を守るため、環境保護に取り組んだ賜物です。毎年6月に開かれる「ほたると平家琵琶の夕べ」は、「ゲンジボタル」になぞらえて「平家琵琶」の演奏と蛍の鑑賞を楽しむイベント。今は数少ない平家琵琶奏者の演奏を楽しみ、儚く飛び交う蛍を鑑賞すれば、まるで1,000年前にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
AER展望テラス AER展望テラスは、仙台駅徒歩2分の複合ビルAER(アエル)の最上階 31階にあります。展望テラスはビル内西側と東側の2ヶ所にあり、西側は目の前に広がるアーケード街と仙台市にそびえる泉ヶ岳や太白山を一望できます。東側は真下で新幹線が走り、遠くには太平洋を望めます。夜間には、展望テラスの天井にレーザー光線で星空が映し出され、プラネタリウムも楽しむことができます。眼下の夜景と天井の星空が重なり、とてもロマンチックです。AERには、ユニクロやポケモンセンタートウホクなどの商業施設やレストランもあり、一日中楽しめる施設です。
仙台市博物館 仙台市の中心部、青葉区に位置する「仙台市博物館」。仙台城址の近くにあり、仙台藩主を務めた伊達家から寄贈された資料の保管・展示・研究のために設立されました。 館内には、伊達家資料を中心に江戸時代の文化を伝える屏風や浮世絵、鎧などの武具、陶磁器が展示されています。特に、国宝の「慶長遣欧使節(けいちょうけんおうしせつ)関係資料」は必見。羊皮紙に記されたローマ市公民権証書やローマ教皇パウロ5世の肖像、支倉常長の肖像などが含まれ、世界的に高く評価されている収蔵物です。 周辺には、江戸時代に伊達家の居城だった仙台城の跡があります。本丸や大手門は焼失して復元はされていませんが、今では仙台を代表する観光名所。本丸に立つ伊達政宗の騎馬像など見どころ満載です。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 仙台周辺
虚空蔵堂 大満寺 宮城県仙台市に位置する「虚空蔵堂 大満寺(こくうぞうどう だいまんじ)」。800年の歴史を誇る曹洞宗の寺院です。 山門をくぐり、約200段の石段を登って正面に見えるのが、虚空蔵菩薩を祀る「虚空蔵堂」。朱塗りの柱と装飾の付いた瓦が特徴です。虚空蔵菩薩とは広大な宇宙(虚空)のような無限の福徳・智慧を持ち、人々の様々な願いを成就させる菩薩のこと。丑(うし)と寅(とら)の守り神とされています。 虚空蔵堂の向かって右にあるのが「十二支守本尊八角堂」。仙台市内には十二支の守り本尊をまつるお寺が8カ所ありますが、ここでは一度にすべての本尊を拝めることができます。近くには十二支の銅像も並んでいるので、訪れた際には自分の干支を探してみましょう。
大日堂 宮城県仙台市青葉区に位置する「大日堂(だいにちどう)」。地域の住民に「柳町のお大日さん」として親しまれる仏教寺院です。 創建されたのは、今から400年ほど前の江戸時代初期。伊達正宗公が仙台城を築いた際に、城下町の町割りに使用した縄を燃やした灰を埋めて、大日如来を祀ったのが始まりであるといわれています。 大日如来が申(さる)年、未(ひつじ)年の守本尊であることから、境内にあるのは狛犬ではなくかわいらしい猿と羊の像。境内の周りには無数の赤提灯が飾られ、ビル街の中で一際目立つ存在となっています。 毎年7月19日〜20日に開催される例大祭は「やなぎまち夏祭り」として知られており、市内外から20,000人以上の人が来場します。