蘇洞門 福井県小浜市(おばまし)に位置する「蘇洞門(そとも)」。日本海に面した6㎞に及ぶ岸壁の景勝地です。 蘇洞門とは、日本海の荒波の浸食によって岸壁にできた岩の門のことです。奇岩、瀑布、洞門、断崖といった珍しい姿の連続で、名勝として知られています。周辺には砂浜がないため、水が澄んでいるのも魅力のひとつ。青い海にかかる大門・小門と呼ばれる洞門は、竜宮城の入り口のような神秘的な雰囲気です。 観光するなら、小浜港に位置する「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」発着の「蘇洞門めぐり」の遊覧船に乗船するのがおすすめ。およそ50分かけて蘇洞門を巡ることができます。
小浜三丁町 福井県の南西部、小浜(おばま)市に位置し、小京都とも呼ばれる「小浜三丁町」。小浜城下で分類されていた西組・中組・東組の三つの中で、西組に位置付けられていたエリアです。 近隣の商家町や寺町を含め西組は現在、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定。その中でも特に、三丁町は往時の面影を色濃く残し、狭い路地に京都の町でよく見られるベンガラ格子や出格子の家が軒を連ねます。今なお残る趣深いそれらの建造は、観光客を惹きつけます。 小浜市では、町の活性化を目的としたイベントを開催。春には鯖街道をテーマに、初夏には小浜西組の重要文化財を活用した、秋には食文化を生かしたイベントが催されます。