大濠公園 福岡県福岡市に位置する「大濠(おおほり)公園」。かつては海の入り江で福岡城の外堀として使われていましたが、廃城後、1927年に公園が誕生しました。敷地面積は約39万㎡を誇り、そのうち22万㎡は池となっています。 福岡市のほぼ中心に位置する大濠公園は、まさに「都会のオアシス」として県民に愛されてきました。園内では、ヒマワリをはじめとした草花や、ユリカモメなどの野鳥を見ることができます。ジョギングコースや子供向けの遊具が充実しているだけでなく、美術館や日本庭園があることも特徴です。 見どころは、池内の「柳島」に建つ公園のシンボル「浮見堂(うきみどう)」。美しい朱色が目を引きます。 柳島・松島・菖蒲島(しょうぶしま)の三島からなる中の島のライトアップも魅力の一つ。島の木々に74基のLEDライトにより水面に反射した「水鏡」の光景は幻想的です。
福岡タワー 福岡市北部の海沿いに位置する「福岡タワー」。全長234mを誇る日本一高い海浜タワーです。8,000枚ものハーフミラーで覆われた近代的な造りで、光り輝く鏡の帆という意味の「ミラーセイル」の愛称でも親しまれています。福岡の街並みや博多湾を一望できるスポットです。 高さ123mにある展望室は360℃を見渡せる大パノラマ。東には福岡一の繁華街・天神、西には数多くのヨットが停泊しているヨットハーバーを望めます。さらに、南は標高500mから1,000mの山々が連なる「背振(せふり)山地」、北は博多湾とその先に広がる水平線を一望できます。 夜景の名所としても有名な福岡タワー。「夜景100選」のひとつに選ばれ、展望台からはキラキラと輝く福岡の夜の街並みを望めます。四季折々のタワーのライトアップや、展望室の「恋人の聖地」も見どころです。
能古島 福岡県の博多湾に浮かぶ「能古島(のこのしま)」。周囲12kmの広大な島で、豊かな自然に囲まれているほか、歴史的建造物や博物館が点在する、多くの魅力が詰まった島です。作家の檀一雄氏が、晩年この地に住んでいたことでも知られています。 見どころは、「のこのしまアイランドパーク」。春は菜の花や桜、夏はアジサイやヒマワリ、秋はコスモスや紅葉、冬にはニホンスイセンやサザンカといった、四季折々の花たちを見ることができます。パーク内の「思ひ出通り」には、レトロな建物がずらり。タイムスリップしたような感覚を味わえます。 能古島のグルメも魅力のひとつです。細麺で強いコシが特徴の「能古うどん」や、4月から6月にかけて旬を迎える甘夏は絶品です。